国産の漆

国産漆商品一覧

岩手県浄法寺漆生産組合から仕入れた高品質な漆を原料としています。減圧蒸留法を用い、いわて漆テックで成分を調整して精製しています。
下記の商品一覧より詳細をご確認いただけます。


国産透黒目漆(木地呂漆)

生漆を「なやし」工程と「減圧蒸留法」で精製した、水分含量3%以下の飴色の透明な漆です。
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国産呂色黒目漆

水分量3%以下の透黒目漆に酸化鉄を加えて30~45分程度擂潰した後に減圧蒸留し、 濾過紙で 濾過精製した黒色の漆です。
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国産弁柄漆

減圧した浄法寺産透黒目漆(木地呂漆)に弁柄顔料を混ぜ合わせ、30~45分程度擂潰し精製した漆です。
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国産朱色漆

減圧した浄法寺産透黒目漆(木地呂漆)に日華朱顔料を混ぜ合わせ、30~45分程度擂潰し精製した漆です。
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国産白色漆

減圧した浄法寺産透黒目漆(木地呂漆)に白色の顔料を混ぜ合わせ、30~45分程度擂潰し精製した漆です。
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国産色漆

減圧した浄法寺産透黒目漆(木地呂漆)にそれぞれの色の顔料を混ぜ合わせ、30~45分程度擂潰し精製した漆です。
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浄法寺漆の歴史

岩手県二戸市の浄法寺漆は、ウルシオールの含有率が高く、昔から良質な日本産漆として広く知られています。

その歴史は、言い伝えによると、奈良時代に行基がこの地に天台寺を建立した際に遣わされた僧侶によって、日常的に使う器として、漆器づくりの技術が持ち込まれたと言われています。

江戸時代には、浄法寺漆器生産は南部盛岡藩の特別な産業となっており、一時は他藩への流出が禁じられていた時期もありました。そのため、江戸時代後期から昭和30年代頃までは、地元に根付いた生活什器として広く使用されていました。しかし、その後の高度経済成長期に、安価なプラスチック素材等の流通により、漆産業も衰退していきました。

当時300人はいた漆掻き職人も、数十人に減りましたが、昭和50年代頃から浄法寺で漆産業復興の声が上がり、昭和60年に「浄法寺漆」は通商産業省(現 経済産業省)の「伝統工芸品」の指定を受け、高級漆器生産地となり、現在の浄法寺ブランドの地位を確立しました。

浄法寺漆の生産シェア

今日、国内で使用される漆の95%は海外から輸入されており、日本国産の漆は、約5%にすぎません。そのうちの約7割が浄法寺で生産されています。

国産漆は海外の漆と比べて品質が良く、需要も多いのですが、生産量が非常に少ないため、その需要を満たすことができず、価格が非常に高くなっています。

いわて漆テックは、岩手県浄法寺漆生産組合の協力を得て、良質で希少性の高い国産漆(二戸市浄法寺地域で生産された漆)を、減圧蒸留の技術で、品質の高い多様性のある透黒目漆、呂色黒目漆、各種色漆商品や、精製受託サービスを提供いたします。

※資料提供)岩手県浄法寺漆生産組合様  ※参考文献)近世漆器の産業技術と構造 北野信彦著